山形方人 Masahito Yamagata, PhD

情報統合ページ

iGEMで高校生チームJapan Unitedが世界一に

iGEMは、The International Genetically Engineered Machine competitionとして、毎年開催され、学生(大学生、大学院生、高校生)が参加する世界最大の合成生物学の大会です。 この一年間ほど、「Japan United(旧名、CrimsonNinjas)」のメンターとして、…

#日本神経科学学会ニューロナビゲータ(第2期)に就任

第一期から務めてまいりました日本神経科学学会の「#日本神経科学学会ニューロナビゲータ」ですが、第2期(2023年9月11日~2024年7月27日)も務めさせていただくことになりました。 「#日本神経科学学会ニューロナビゲータ」は、SNS(主にX(旧Twitter))を…

経済メディアNewsPicksでの合成生物学についてのトピック

NewsPicksは、ビジネスパーソンや就活生のためのソーシャル型オンライン経済メディア、ニュースサイトです。国内外の最先端の経済ニュース、さらに専門家や著名人の解説解説コメントを通じてニュースを多面的に捉えることを目的としたビジネスパーソンや就活…

英文雑誌SynBioへ編集者としての寄稿

Editorial boardである英文雑誌SynBioに編集者としての紹介文を寄稿しました。 合成生物学は、工学的な原理を用いて新しい生物システムを設計・構築する科学である。この分野の研究者たちは、医療、農業、製造業における問題を解決するために、「生物学」の…

Nature誌に「絶食が視床下部–下垂体–副腎(HPA)軸を活性化する神経基盤」を発表

7月26日のNature誌オンライン(印刷版8月3日号)に「Neural basis for fasting activation of the hypothalamic-pituitary-adrenal axis(絶食が視床下部–下垂体–副腎軸を活性化する神経基盤)」を発表しました。Harvard Medical SchoolのBradford Lowell研…

Autonomous, bidding, credible, decentralized, ethical, and funded (ABCDEF) publishing

以下の論文をF1000Researchに投稿中です。 Oka T et al. Autonomous, bidding, credible, decentralized, ethical, and funded (ABCDEF) publishing F1000Research 2023, 12:877 ( https://doi.org/10.12688/f1000research.130188.2) f1000research.com

ニワトリ遺伝子とクロモソーム第4回報告書

「ニワトリ遺伝子とクロモソーム第4回報告書」が公開されました。 オープンアクセスです。 Dr. Jacqueline Smith (The Roslin Institute and Royal (Dick) School of Veterinary Studies, University of Edinburgh, Easter Bush Campus, Edinburgh, UK)によ…

抗体試薬のDX(デジタルトランスフォーメーション)

Lab BRAINS(アズワン株式会社が運営する、大学・民間企業・公的研究機関において研究活動を行っているすべての人に気づきと出会いを提供することを目的に設立された、研究者の為のメディアサイト)に「抗体試薬のDX(デジタルトランスフォーメーション)」…

プログラマブルタンパク質:標的特異性、プログラミング性、将来の方向性

「ブログのように総説を書く」シリーズ、今年2報目です。 今回は、エディトリアルボードをやっている合成生物学の雑誌SynBioに総説を書きました。 「プログラマブルタンパク質(Programmable proteins):標的特異性、プログラミング性、将来の方向性」 プロ…

DeSci(分散型サイエンス)関連プレプリント2つ

10月になって、DeSci(分散型サイエンス)関係のプレプリントを2つ出しましたので、紹介しておきたいと思います。 ①こちらは、ニワトリ細胞アトラス関係のプレプリント(投稿中)。 Masahito YamagataChicken Cell Atlas: Science and DeSci 公開日時: 2022…

神経回路についての論文掲載無料の機会提供

OA雑誌IJMS( インパクトファクター6.2、PubMed等収録)で、APC全く無料(通常2300スイスフラン=33万円)で、下に書いたような題材を扱った神経系についての論文(総説、オリジナル研究論文)が掲載できます。 [条件] (1)まず、IJMSの編集担当の私に連絡…

プログラマブルタンパク質の論文募集

以前から掲示していますが、合成生物学の新雑誌SynBioで、CAS9、ナノボディなどのプログラマブルタンパク質についての論文(特に総説)を募集中です。今、エディターの私に連絡を取ると、15万円ほどのAPCが完全無料でオープンアクセス出版ができます。ご連絡…

SNSを使ったアウトリーチ活動について

今の日本の社会で研究費や研究者の数を維持していくためには、科学と科学研究の大切さを国民に説明し、理解していただく必要があります。私が行っている2つのSNS関係のアウトリーチ活動(#日本神経科学学会ニューロナビゲータ、JAAS-Twitterメンバーのモデ…

Bio-Protocol 2022-Neuroscienceに収録

CRISPRによるニワトリ胚への遺伝子選択的ノックイン技術eCHIKINのプロトコール論文が、2021年にBio-protocolに掲載された神経科学関連の研究プロトコルのうち、閲覧数、ダウンロード数、引用数が多い24本に選ばれました。そのPDF冊子が無料で配布されていま…

合成生物学の英文雑誌エディトリアルボード

現在、合成生物学についての英文雑誌2誌のエディトリアルボードになっていますが、それぞれのホームページが充実してきたようなので紹介しておきます。 まず、「SynBio」というスイス系MDPIの雑誌です。 www.mdpi.com 2つ目は、「Synthetic Biology and En…

日本科学振興協会JAASの第2期理事に

NPO法人・日本科学振興協会JAASにつきましては、前身となる日本版AAAS設立準備委員会の設立戦略チーム、ならびに日本科学振興協会JAASの第1期理事として、創立メンバーとして微力ながら関与してきました。このたび、6/24に開かれた総会において、引き続き、…

科学・研究・大学のことを何でも聞いてみよう

日本科学振興協会(JAAS)では、6月18日から翌週にかけて、キックオフミーティングを開催します。このミーティングは、科学技術振興機構(JST)や日本学術振興会が後援する行事となっています。 日本科学振興協会 第1回総会・キックオフミーティング その中で…

学術情報と出版のゲームチェンジャー?:NFT(非代替性トークン)

以下の内容でオンライン講演を行います。投資の対象ではなく、純粋に学術情報や研究の将来という視点から、NFTなどについて大胆に議論する予定です。 2022年7月1日(金) 13:45~14:45【 講演 】 「学術情報と出版のゲームチェンジャー?:NFT(非代替性トーク…

Synthetic Biology and Engineeringの編集委員に

SCIEPublishという中国系の雑誌社が運営する新ジャーナル Synthetic Biology and Engineering の編集委員に加わりました。 この雑誌社、何か怪しいという印象を受けるのですが、既存の雑誌の編集委員を見ると、それなりの印象を受ける。 いずれにしても、合…

日本科学振興協会 JAAS の理事に

この2月に東京都からNPO法人として認定を受けた日本科学振興協会 JAAS ジャース (旧・日本版AAAS)の新しいウェッブサイトが公開され始めました。米国のAAAS(SCIENCE誌を発行している団体)やヨーロッパのEuroScienceに対応する組織となることが期待されて…

昨今の学術発表を考える

別サイトに「昨今の学術発表を考える」というブログ2本を書きました。 (その1)は「捕食的?」ということで、最近、私が関わってきているMDPIの編集についての見解を書いています。 (その2)では、日本国内ではほとんど議論がみられないバイオ系の研究…

NEURO2022のシンポジウムをオーガナイズ

今夏に沖縄で開催される神経科学系3学会の大会NEURO2022のシンポジウムをオーガナイズしました。 1S02a 神経科学とシングルセル解析技術 6月30日(木)14:00-16:00

Tabula Gallus:ブログのように総説を書く

私の2022年の目標は、科学者業界の常識への挑戦。総説をブログのように発表する。 MDPI出版のオープンアクセス雑誌International Journal of Molecular Sciences(インパクトファクター 5.924)は、オープンアクセス雑誌なので、掲載者が掲載料を負担するの…

2021年末、私が関与している英文雑誌の特集

2021年末現在、私が英文ジャーナルで関与している特集4つをまとめておきます。 まだ半年以上は続くと思いますので、ご投稿をお願いします。 シングルセル技術による神経回路の解明(Frontiers) scRNA-seqを中心としたシングルセル技術と神経系の細胞(グリア…

Frontiersリサーチトピック「シングルセル技術による神経回路の解明」開始

Frontiersの新しいResearch Topic「Understanding Neural Circuits Using Single-Cell Technologies(シングルセル技術による神経回路の解明)」を開始しました。 生理研のDr. Kunio Kondoh(National Institute for Physiological Sciences (NIPS)Okazaki, …

「プログラマブルなタンパク質」特集開始

「銃声から遠ざかれ。喧嘩は遠くから見ることだ。」と言いながら、また余分なことを始めました。ラボワークができて、研究に没頭にできればこういうことはやらないのですが。。 先日、新しい合成生物学のジャーナルSynBioのエディターになったと報告したので…

Most Read —BIO-PROTOCOL

8月にBio-Protocolに発表したeCHIKINのプロトコール(CRISPR-Cas9と相同的組み換えを使ったニワトリ細胞の特異的標識法)が同誌のMost Readになりました。 bio-protocol.org

情報計算化学生物学会(CBI学会)レポート

8月末に開催された情報計算化学生物学会(CBI学会)「日本版AAASが日本の科学を元気にする!」のレポートが日本版AAASのHPで公開されています。 jaas.group 「山形さんは講演では米国の本家であるAAASの活動との比較をはじめ、アメリカにおける科学振興の現…

創刊の合成生物学ジャーナルSynBioの編集委員に

新しく創刊される合成生物学のジャーナル「SynBio」の編集委員になりました。 https://www.mdpi.com/journal/synbio/editors SynBioは、IJMS同様にMDPIのオープンアクセス雑誌です。しばしばその信用性が議論されることもある出版社MDPIの雑誌では、既にIJMS…

FrontiersのResearch Topicの内容がeBookに

今春終了したFrontiersのResearch Topicの内容がeBookになりました。 Pdf版、ePub版が利用できます。 Neuroscience and Neurotechnology of Neuronal Cell Surface Molecules in Neural Circuits Neuroscience and Neurotechnology of Neuronal Cell Surface…