山形方人 Masahito Yamagata, PhD

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神経回路についての論文掲載無料の機会提供

OA雑誌IJMS( インパクトファクター6.2、PubMed等収録)で、APC全く無料(通常2300スイスフラン=33万円)で、下に書いたような題材を扱った神経系についての論文(総説、オリジナル研究論文)が掲載できます。

 

[条件] 

(1)まず、IJMSの編集担当の私に連絡をとってください。

(2)学生などが筆頭著者や共同研究者でも大丈夫ですが、40報以上の論文を発表している実績ある研究者がコレスポである必要があります。

 

「Advances in the Research of Neural Circuits」

神経系の研究(原著論文、総説)で、タンパク質、糖質、神経伝達物質、脂質などの機能分子やそれらを使った研究法に関するもの。(遺伝子発現を中心にしたトピックは、現在実施しているFrontiersの特集との関係で扱っていません)。

 

神経細胞は、脳を構成する基本的な要素である。しかし、ニューロンは個々に機能するのではなく、シナプスでつながった神経回路とそのネットワーク(最近ではコネクトームと呼ばれる)を通じて機能する。神経回路やコネクトームの構造と機能を解明するには、生物学、化学、物理学、数学、工学、情報技術、臨床医学、心理学など、さまざまなアプローチの組み合わせが必要である。特に、分子生物学的な研究やツールがその中心であったことは間違いない。例えば、シナプス分子の生化学的、免疫組織化学的、薬理学的、生理学的、遺伝学的研究により、シナプス分子が個別の神経回路の動作に果たす役割や、その意外な構造・機能が明らかにされてきた。さらに、追跡可能な分子レポーター、ケージド化合物、組み換えウイルス、カルシウムインジケータ、オプトジェネティクスなどのコネクトミクスのための新しいツールは、多様な神経回路を調べるための新しい道を開いている。これらの技術的ブレークスルーは,ヒトの加齢に伴う神経発生や脳の病態の解明に役立っている。

本特集では、タンパク質、糖鎖、神経伝達物質、脂質などの分子的なワークフォースやツールに特に焦点を当て、あらゆる神経回路の研究における最近の進歩を示す、または要約した原著論文および総説を歓迎する。