山形方人 Masahito Yamagata, PhD

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2022-01-01から1年間の記事一覧

プログラマブルタンパク質:標的特異性、プログラミング性、将来の方向性

「ブログのように総説を書く」シリーズ、今年2報目です。 今回は、エディトリアルボードをやっている合成生物学の雑誌SynBioに総説を書きました。 「プログラマブルタンパク質(Programmable proteins):標的特異性、プログラミング性、将来の方向性」 プロ…

DeSci(分散型サイエンス)関連プレプリント2つ

10月になって、DeSci(分散型サイエンス)関係のプレプリントを2つ出しましたので、紹介しておきたいと思います。 ①こちらは、ニワトリ細胞アトラス関係のプレプリント(投稿中)。 Masahito YamagataChicken Cell Atlas: Science and DeSci 公開日時: 2022…

神経回路についての論文掲載無料の機会提供

OA雑誌IJMS( インパクトファクター6.2、PubMed等収録)で、APC全く無料(通常2300スイスフラン=33万円)で、下に書いたような題材を扱った神経系についての論文(総説、オリジナル研究論文)が掲載できます。 [条件] (1)まず、IJMSの編集担当の私に連絡…

プログラマブルタンパク質の論文募集

以前から掲示していますが、合成生物学の新雑誌SynBioで、CAS9、ナノボディなどのプログラマブルタンパク質についての論文(特に総説)を募集中です。今、エディターの私に連絡を取ると、15万円ほどのAPCが完全無料でオープンアクセス出版ができます。ご連絡…

SNSを使ったアウトリーチ活動について

今の日本の社会で研究費や研究者の数を維持していくためには、科学と科学研究の大切さを国民に説明し、理解していただく必要があります。私が行っている2つのSNS関係のアウトリーチ活動(#日本神経科学学会ニューロナビゲータ、JAAS-Twitterメンバーのモデ…

Bio-Protocol 2022-Neuroscienceに収録

CRISPRによるニワトリ胚への遺伝子選択的ノックイン技術eCHIKINのプロトコール論文が、2021年にBio-protocolに掲載された神経科学関連の研究プロトコルのうち、閲覧数、ダウンロード数、引用数が多い24本に選ばれました。そのPDF冊子が無料で配布されていま…

合成生物学の英文雑誌エディトリアルボード

現在、合成生物学についての英文雑誌2誌のエディトリアルボードになっていますが、それぞれのホームページが充実してきたようなので紹介しておきます。 まず、「SynBio」というスイス系MDPIの雑誌です。 www.mdpi.com 2つ目は、「Synthetic Biology and En…

日本科学振興協会JAASの第2期理事に

NPO法人・日本科学振興協会JAASにつきましては、前身となる日本版AAAS設立準備委員会の設立戦略チーム、ならびに日本科学振興協会JAASの第1期理事として、創立メンバーとして微力ながら関与してきました。このたび、6/24に開かれた総会において、引き続き、…

科学・研究・大学のことを何でも聞いてみよう

日本科学振興協会(JAAS)では、6月18日から翌週にかけて、キックオフミーティングを開催します。このミーティングは、科学技術振興機構(JST)や日本学術振興会が後援する行事となっています。 日本科学振興協会 第1回総会・キックオフミーティング その中で…

学術情報と出版のゲームチェンジャー?:NFT(非代替性トークン)

以下の内容でオンライン講演を行います。投資の対象ではなく、純粋に学術情報や研究の将来という視点から、NFTなどについて大胆に議論する予定です。 2022年7月1日(金) 13:45~14:45【 講演 】 「学術情報と出版のゲームチェンジャー?:NFT(非代替性トーク…

Synthetic Biology and Engineeringの編集委員に

SCIEPublishという中国系の雑誌社が運営する新ジャーナル Synthetic Biology and Engineering の編集委員に加わりました。 この雑誌社、何か怪しいという印象を受けるのですが、既存の雑誌の編集委員を見ると、それなりの印象を受ける。 いずれにしても、合…

日本科学振興協会 JAAS の理事に

この2月に東京都からNPO法人として認定を受けた日本科学振興協会 JAAS ジャース (旧・日本版AAAS)の新しいウェッブサイトが公開され始めました。米国のAAAS(SCIENCE誌を発行している団体)やヨーロッパのEuroScienceに対応する組織となることが期待されて…

昨今の学術発表を考える

別サイトに「昨今の学術発表を考える」というブログ2本を書きました。 (その1)は「捕食的?」ということで、最近、私が関わってきているMDPIの編集についての見解を書いています。 (その2)では、日本国内ではほとんど議論がみられないバイオ系の研究…

NEURO2022のシンポジウムをオーガナイズ

今夏に沖縄で開催される神経科学系3学会の大会NEURO2022のシンポジウムをオーガナイズしました。 1S02a 神経科学とシングルセル解析技術 6月30日(木)14:00-16:00

Tabula Gallus:ブログのように総説を書く

私の2022年の目標は、科学者業界の常識への挑戦。総説をブログのように発表する。 MDPI出版のオープンアクセス雑誌International Journal of Molecular Sciences(インパクトファクター 5.924)は、オープンアクセス雑誌なので、掲載者が掲載料を負担するの…