2021-01-01から1年間の記事一覧
2021年末現在、私が英文ジャーナルで関与している特集4つをまとめておきます。 まだ半年以上は続くと思いますので、ご投稿をお願いします。 シングルセル技術による神経回路の解明(Frontiers) scRNA-seqを中心としたシングルセル技術と神経系の細胞(グリア…
Frontiersの新しいResearch Topic「Understanding Neural Circuits Using Single-Cell Technologies(シングルセル技術による神経回路の解明)」を開始しました。 生理研のDr. Kunio Kondoh(National Institute for Physiological Sciences (NIPS)Okazaki, …
「銃声から遠ざかれ。喧嘩は遠くから見ることだ。」と言いながら、また余分なことを始めました。ラボワークができて、研究に没頭にできればこういうことはやらないのですが。。 先日、新しい合成生物学のジャーナルSynBioのエディターになったと報告したので…
8月にBio-Protocolに発表したeCHIKINのプロトコール(CRISPR-Cas9と相同的組み換えを使ったニワトリ細胞の特異的標識法)が同誌のMost Readになりました。 bio-protocol.org
8月末に開催された情報計算化学生物学会(CBI学会)「日本版AAASが日本の科学を元気にする!」のレポートが日本版AAASのHPで公開されています。 jaas.group 「山形さんは講演では米国の本家であるAAASの活動との比較をはじめ、アメリカにおける科学振興の現…
新しく創刊される合成生物学のジャーナル「SynBio」の編集委員になりました。 https://www.mdpi.com/journal/synbio/editors SynBioは、IJMS同様にMDPIのオープンアクセス雑誌です。しばしばその信用性が議論されることもある出版社MDPIの雑誌では、既にIJMS…
今春終了したFrontiersのResearch Topicの内容がeBookになりました。 Pdf版、ePub版が利用できます。 Neuroscience and Neurotechnology of Neuronal Cell Surface Molecules in Neural Circuits Neuroscience and Neurotechnology of Neuronal Cell Surface…
1月にeLifeに発表したニワトリ網膜細胞アトラスの論文で使っていたゲノム編集技術eCHIKIN(electroporation- and CRISPR-mediated Homology-Instructed Knock-IN)のプロトコールをBio-protocolに発表しました。8/5号の表紙に選ばれました。 CRISPR-mediated…
第426回CBI(情報計算化学生物学会)講演会で講演します。 「日本版AAASが日本の科学を元気にする! ~産学官民の交流が生み出す人と社会のダイナミズム~」 2021年8月27日(金)「米国のAAASにみる産学の関係、そして日本の課題」山形方人 内容は、米国AAAS…
2019年に発表した論文が、Frontiers in Molecular Neuroscience が新しく始めた企画「Methods and Model Organisms Editors' Picks 2021」の論文の一つに選ばれました。選ばれた論文は、2019年に発表した論文です。実は、マウスを用いたゲノム編集の先端的技…
Frontiers in Neural Circuitsの常任のAssociate Editorに就任しました。 関連分野の論文を同雑誌にご投稿の際は、ご指名ください。 www.frontiersin.org Editorial Boardのメンバーリストです。 Frontiers in Neural Circuits1.pdf - Google ドライブ
2019年秋に開始したFrontiersのResearch Topicですが、パンデミックの影響もあり長期間続けていましたが、2021年春で22の論文を収録して終了となりました。論文投稿や査読にご協力していただいた先生方には深く感謝申し上げます。 というわけで、解説したEdi…
また捕食ジャーナル的なものに関与しています。JoVEというとビデオジャーナルで、実験の方法をビデオで説明してくれるということで、たまに利用したりすることもあるのです。捕食ジャーナル的ですが、個人的にはコンセプトは悪くはないと思ってはいます。実…
2021年2月1日にオープンとなった「日本の科学をもっと元気に!」とする日本版AAAS設立準備委員会の設立戦略チームに2021年1月から加わっています。 文部科学大臣の見解です 記者)今月の1日にですね、国内の若手研究者、民間の有志が、米国の科学普及団体で…
ハーバード大学のBeauty of the Brain ImageコンテストのWinnerになりました。 GFP標識したニワトリ網膜の神経細胞の写真です。 これは、ニワトリ網膜のアマクリン細胞をトランスポゾンで標識したものです。 最近eLifeに発表したニワトリ網膜の細胞アトラス…
eLifeに発表したニワトリ網膜の細胞アトラスの論文がeLifeで出版されました。 A cell atlas of the chick retina based on single-cell transcriptomics | eLife また一般向けの解説記事であるeLifeダイジェストでも取り上げられました。 eLifeダイジェスト…
既にbioRxivにあげていたニワトリ網膜の細胞アトラス論文がeLifeに発表されました。 網膜の構造と機能は多くの脊椎動物で研究されてきたが、分子的特徴付けは主に哺乳類に限られていた。我々は、シングルセルRNAシーケンス(scRNA-seq)を使用して、ニワトリ…
2021年になりました。2021年元旦、ボストンの空港近くのホテルの部屋でこれを書いています。 2020年は新型コロナウイルス感染症の影響があまりに大きすぎて、これに始まりこれに終わったといってよいでしょう。とにかく、ロックダウンでラボの利用が全くでき…